MA Applied Translation Studies: 前川 真理子さん 2

  • 前川 真理子さん
  • 前川 真理子さん
  • 留学分類:大学院留学
  • 専攻名:MA Applied Translation Studies
  • 留学期間:2013年8月~2014年9月
    • 夏のプリセッショナル・コースを終了し、MAコースで勉強を開始された前川さんに、留学への想いをお聞きしました。プリセッショナル・コースは思っていた以上に大変でした、とのこと。セメスター1を終えてクリスマス休暇を迎えた前川さんから、時間割と授業の内容についてレポートです。

    こんにちは。早いものでセメスター1が終わりました。学期最後のプロジェクトが大変でみんな疲れきっていましたが、無事終了してほっと一息です。サマータイムが終わってからは、暗くなるのがどんどん早くなって、今では16時くらいには外が暗いです。でも、クリスマス前ということもあって、町はとても賑わっています。

    セメスター1の時間割

    一見するとあまり授業がないようだけど、課題とプロジェクトでコンピューター室に入り浸りです

    授業はあまりないように感じるかもしれませんが、翻訳課題が毎週出ますし、CAT(Computer Assisted Translation)のクラスでプロジェクトが始まると、とたんに空き時間もコンピュータークラスター(学生が自由に利用できるPCルーム)に入り浸りの生活が続きます。

    CAT (Computer Assisted Translation)

    コンピューターソフトを利用して、依頼された仕事をこなすプロジェクトでした

    MA Applied Translation Studiesコースの必須科目です。前期と後期、1年通じて履修する必要があります。セメスター1では、DVX2(デジャブ)とSDL Trados2011というソフトを利用して、プロジェクトを進めていきました。プロジェクトとは、プロジェクトマネジャーがクライアントから仕事の依頼を受け、その仕事をフリーランスの翻訳者に振り分けて、仕事を進めていくという、本格的なものです。このクラスでは、メインの先生とは別に、他に3~4人の先生がいて、授業中に学生の質問に答えてくれます。また、全ての先生がプロの翻訳者なので、実際の仕事についてなども聞くことができます。

    Methods and Approaches

    このモジュールもCATと同じく通年の必須科目です。翻訳理論を勉強します。このモジュールは、クラスの前に予習ビデオがアップロードされ、それを見てから授業に行きます。内容は、翻訳理論、ジャンルによってどのように訳すのか、新聞やニュースがどのように翻訳されるのか、クラウド・ソーシングとは、など多岐に渡ります。

    Specialised Translation (英日、日英)

    英語と日本語、両方の翻訳向け表現を学んでいます

    このモジュールは、英日もしくは日英のどちらかを通年で取る必要があります。出願時に受けた試験で合格した科目だけ履修でき、どちらも合格した人は両方か、あるいは一方だけを選択できます。前期は、ジャーナリスティックとアドミニストレーションのタイプで、後期は、サイエンスと文学を扱います。 英日では、火曜日の夕方までに翻訳課題をネット上にアップロードし、授業までにみんなの翻訳を読んでコメントを残します。授業では、訳しにくかったところや翻訳のポイント、表記のポイントなどを話し合います。私はこのクラスがとても好きです。いろんな人の翻訳を読むことで、思いつきもしなかった言葉や言い回しを発見することができ、とても勉強になります。

    日英は、やはり母語に翻訳するのとは違って、語彙が圧倒的に少なく限られてくるので、とても難しいです。2~3人の翻訳をみんなで授業中に見ながら話し合います。ネイティブの翻訳を見て、英語らしい言い回しを勉強しています。

    講演会

    火曜日の17:00~18:00と水曜日の12:00~13:00には、だいたいProfessionalisation talk というCTS(Centre for Translation Studies)の主催の講演会があって、卒業生をはじめ、企業やプロジェクトマネジャー、翻訳・通訳の仕事などに関係のある方々のお話を聞く機会があります。 以上が私の時間割です。空き時間は、翻訳課題のリサーチや翻訳、CATのプロジェクト、ソフトウェアの使い方の勉強をしたりしています。

    では、みなさん、メリークリスマス&良いお年を。


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