MSc Sustainability (Environment & Development): 柴田 夕羽さん

留学を決意したきっかけを教えてください

元々高校生の頃から途上国開発援助の分野に携わりたいと考え、大学では数ある選択肢から環境と開発を二軸にして学び、就職も開発か環境関連の会社に絞って考えていました。就職後は仕事が忙しく何も出来ないでいましたが、将来のキャリアを考えた際に語学力と修士号は必須であったため、両方を得るためは留学が一番手っ取り早いと思い、留学を決意しました。

最終的にリーズ大学に決めた理由を教えてください

大学の頃にお世話になった教授が偶然2月に私が出願したリーズ大学の教授を訪問しており縁を感じた事と、私のコースの中にアフリカ実地研修があるモジュール(これは現地に来てから今年は中止になった事を知りましたが…)があった事、そして無条件入学許可を貰えていた事の3点です。

留学準備でこれはやっておけばよかったなと思うことは何ですか?

各種奨学金の申請。スピーキングの強化。日本語でも良いので関連文献を読んでおく事。留学資金送金手段の準備(銀行によっては送金の事前登録が必要だったり、ポンドの為替変動が激しくかったので、円高の頃を見極めて計画的に両替をしておけば良かったと思ったので)。

リーズ大学環境学部の授業の様子について教えてください

私のコースは環境関連であった為、世界中の色んな国から留学生が来ています。言葉の壁もある為かコース全体で留学生とイギリス人学生でなんとなく別れてしまっていますが、世界各国の友人が出来たので、当初の想像とは違いましたが特に問題ありません。ただし、これに関してはコースによってかなり状況が異なってきます。アジア人が多数を占めるコースもあり、イギリス人学生の中に留学生1人きりという状況もありますので、あらかじめ学部に人種構成を聞いておくと様子が掴めて良いかと思います。

持続可能な開発/柴田 夕羽さん | リーズ大学

教授陣の切り口はCSR、気候変動、途上国開発、環境政策といった多種多様に渡りますので、幅広い見識を深められると思います。オープンな方が多いので、相談や質問をしやすい環境下です。授業では環境に関して幅広いアプローチを学べます。また、他の学部のモジュールも取る事が可能で、私は環境法の授業を取りました。(Sustainabilityのコースでも、一部のコースは他の学部のモジュールは選べなかったりしますので、事前にシラバスをご確認下さい)

研究、セルフ・プロジェクトのテーマは何にする予定ですか?

環境というテーマからは少し離れてしまいますが、開発援助の側面から研究テーマをフェアトレードに関するものにしました。先駆的な活動をしている日本のフェアトレード会社と取引をしている生産者団体にインタビューをして、生産者団体の自立性について研究をする予定です。

留学してからご自身の英語力に悩まれることはありましたか?どのように克服されたか教えてください

常に悩んでいました。最初の頃は授業で先生もクラスメイトも何を言っているかほとんどわからず、ついていけるか非常に不安でした。克服をしきったかというと疑問符が残りますが、授業の理解度はアップしたと思います。最初の1ヶ月目は同じコースの日本人で固まってしまっていた状況から、徐々にクラスメイトの輪に入れる様になり英語環境下に慣れた事が大きかったと思います。

大学施設はどんなものを利用していますか?

この学部の施設が2010年4月に新しくリニューアルされたばかりで、学部専用のPC部屋など非常に綺麗な施設を使う事が出来ます。図書館は蔵書が多く困る事はあまりありませんでしたが、課題前には同じ文献に皆が殺到する為、早めに文献を確保しておく事をお勧めします。スポーツ施設は2010年5月から新しくなりジム・プール・クライミングなど各種エクササイズが楽しめます。

リーズの街はいかがですか?

学生が多い街なのであまり綺麗な印象というわけではありませんが、音楽及びナイトライフは充実している街だと思います。ロンドンに比較してしまうと美術館やアートイベントが少なく、個人的には物足りなく感じることもあります。ちなみにチャイニーズマーケットがあり、日本食材はそちらで買えます。電車に30分程乗ればYorkshire Dalesの自然が広がっているので、気分転換には良いです。最近は天気もよいのでコースメイトとピクニックに行きました。

持続可能な開発/柴田 夕羽さん | リーズ大学

留学された大学での留学生活を通して得たスキルや体験などで、日本で学んでいては手に入らないと思えるものは何ですか?

日本の素晴らしさ・面白さが客観的に見ることができ、色々問題はありますが決して日本という国に対して悲観的になる事はないと思えた事と、世界各国の友人が出来た事、日本の環境政策の善し悪しがイギリスと比較する事で見えてきた事。

今後、留学経験を生かしてどのようなことをしようと思っていますか?

まだ、政府機関を目指すのかNGOや一般企業を目指すのかは、はっきりしていませんが、開発援助もしくは環境(CSRや環境政策)に関わる仕事につきたいと思っています。

学校、仕事、時間、資金、将来のことなど、様々な制約から留学を悩まれている方が多くいらっしゃいます。柴田さんならそのような方にどのようなアドバイスをされますか?

一度きりの人生なので留学をしたいと思われているのなら、した方が後悔しないと思います。様々な制約は、留学体験者に相談したり、奨学金を探したりと、本気になったら以外とあっさり解決出来ることだと思います。あとはご自身の意思次第です。私自身は、行くと決めてから仕事と平行しながら準備をしましたが、beoのサポートを最大限活用したので、渡英まではあまり大変ではありませんでした。(本当に大変なのは留学してからでした!)是非、後悔の無い人生を!


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