MA Advertising and Design: AYAKOさん 4

  • デザイン業界でのグラフィックデザインの経験を経て、リーズ大学で広告デザインの修士コースを受講中のAYAKOさんの現地レポートをおとどけします。

第4回 「Johnny’s Interview」

今回は、クラスメートのJohnny君に、インタビュー! MA 広告デザイン現地レポート その4 | リーズ大学
  • Ayako:今日は来てくれてありがとう。まず自己紹介をお願いできる?
  • Johnny:台湾からきましたJohnnyです。 台湾では大学でManagement Communicationを勉強しました。
  • Ayako:どうしてリーズ大学の広告デザインコースを勉強しようと思ったの?
  • Johnny:まずは、映画やアート、デザインなどモノを作ることに興味があったから。 また、大学時代に勉強したビジネスのことももっと勉強したいと思ったから。 ビジネスは人と人とのかかわりによって成り立っているから、とても興味がある。 それで、広告は、クリエイティブな作業とビジネスが連結して成り立っているから、今の自分が一番もっている興味に当てはまると思ったんだ。
MA 広告デザイン現地レポート その4 | リーズ大学
  • Ayako:リーズを選んだのはなぜ?
  • Johnny:僕らが受けているこのコースはデザインスクールとビジネススクールの両方で勉強できるとてもユニークな形式をとっているから。 このようなコースは僕が調べた限りで、他にはなかったんだ。デザインスクールでデザイン勉強して、ビジネススクールでマーケティング勉強できるなんて、すごく貴重だと思うよ。
  • Ayako:私も同感。 なかなか他には無いいいチャンスだよね、デザインスクールとビジネススクールの両方で勉強できるなんて。 それに、私たちの先生のMikeが言ってたけど、彼は、リーズをはじめロンドンの広告代理店とのネットワークが豊富で、その代理店の人たちが言うにはイギリスには有能なデザイナーの卵はたくさんいるけど、彼らがビジネスのことを勉強していないから、実際仕事となるとなかなか難しんだって。だから、Mikeはこのコースを設立したらしいよ。
  • Johnny:そうなんだ。 じゃぁ、僕たちはその貴重なコースのはじめての学生なんだね。
  • Ayako:そうそう。
  • Johnny:で、なんだっけ質問は? どうしてUKを選んだかって?
  • Ayako:うん。 イギリスの印象は?
  • Johnny:そうだねぇ・・・ やっぱり、文化的なことに関しては、イギリスはすごいよね。 たとえば、音楽だったり、テレビ番組のフォーマットだったり・・・ アメリカに比べるとイギリスは歴史がある分、カルチャーに奥深さがあって、それってイギリスの人にとってとっても大切な資産だよね。
  • Ayako:あっ、そういえば他の誰かから聞いたけど、Johnnyって、イギリスに来る前はアメリカで勉強していたんだよね?
  • Johnny:Yes! ペンシルバニア大学のランゲージコースで英語を勉強してきた。 また、UCLAで3カ月だけジャーナリズムのコースをとってたよ。
  • Ayako:なかなかどっちがいいって言いにくいと思うけど、アメリカとイギリスを比べてどう?
  • Johnny:僕的には、アメリカ人は話し好きでオープン。 また、ダイナミック。 イギリス人は保守的かな。 それって、やっぱりイギリスには王室があるのも理由の一つかも。
MA 広告デザイン現地レポート その4 | リーズ大学
  • Ayako:Johnnyは台湾人だけど、台湾人はどうだと思う?
  • Johnny:そうだな・・・ まずアメリカって君が何をしようとしてもだれも止めやしない。 そういう点ではやっぱり自由だよね。 その点でイギリスは制限があるって感じる。 でも、台湾に比べると、先生のことファーストネームで呼んだり、先生と生徒の関係が対等だという点では、台湾とはやっぱり違うかな。 台湾人がどうって、僕自身が台湾人だから客観的に考えれないけど、僕自身は台湾にいたとき、問題にぶつかるとどうやって解決したらいいのかよくわからなくて、困惑していた。 窮屈な感じ。
  • Ayako:それって、たぶん地域性もあると思うけど、年齢も関係あるんじゃない? 大学生ってやっぱりまだ若いから、悩みも多い。 でも、Johnnyは、台湾飛び出してアメリカとイギリスと経験してきたから・・・
  • Johnny:そうそう。 僕自身その経験ってすごく重要だと思うし、それが僕を少しは賢くしてくれた気がする。 イギリス人のクラスメートに限らず、どの国の人もそのようなチャンスがあれば、海外に出ていろいろチャレンジしてほしいよね?
  • Ayako:そうだね。 違う国に行って、いろいろな人種に会うことは、すごく刺激的。
  • Johnny:でも、いい面ばかりじゃないようね。 プレッシャーもあるし、ストレスもあるし。 でも、それ以上に、何か得るものが確実にある。
  • Ayako:だねっ。 では、次の質問に・・・ いま私たちのメインのプロジェクトは「Integrated communication」。 私たちお互い違う課題に取り組んでいて、担当の先生も違うけど、Johnnyの担当の先生のPaddyはどんな感じ?
  • Johnny:彼はアイルランド人。 彼とのディスカッションはすごくいい。 だって、彼は絶対に僕のアイデアを否定しないんだ。 もちろん指摘はしてくれるけど、彼の態度は常に僕のアイデアの中から可能性を探してくれる。
  • Ayako:そういう授業の進め方って今までの学生時代にはあったのかな?
  • Johnny:ないね。 台湾でのティーチングスタイルは、たぶん日本と一緒だと思うけど、先生から生徒への一歩通行で、互いにディスカッションする機会はなかった。 だから、今の授業の進め方は、正直内容はとても難しいけど、僕にはとても心地よい。
  • Ayako:先生にはどれくらいの割合で相談できる機会があるの?
  • Johnny:基本的には週一だけど、質問があれば彼のオフィスにいって質問したり、でも、大体はくだらない話で終わったりもするね。
  • Ayako:なんか、友達みたいだね。
  • Johnny:そうだね、貴重な友人の一人になりつつある。
  • Ayako:プロジェクトはどう? いいアイデアは浮かんだ?
  • Johnny:なんとかね。 これから大変なのはそれを形にしなきゃいけないんだ。 僕の広告のアイデアはダイレクトメールなんだけど、これからは写真とって、PHOTOSHOPで加工して・・・  あんまり得意じゃないから、大変だと思う。 でも、学校のコンピュータルームのマックを使うことできるから、たぶん大丈夫だよ。
MA 広告デザイン現地レポート その4 | リーズ大学
  • Ayako:私もよくコンピュータルームは利用してるよ。 そういえば、9月から始まったこのマスターコースも、3月に入ってほぼ半分終わったって感じだよね。 どう、いろいろ勉強できてるって感じる?
  • Johnny:もちろん。 まずは英語。 次にコンセプト。 最後に経験。 英語については、僕の英語はいまいちだったので、最初コミュニケーションに苦しんだかな。 でも今ではずいぶん慣れてきた。 でも上達したのは英語力だけじゃなくて、物事の考え方のスキルが伸びたって感じ。
  • Ayako:どういうこと?
  • Johnny:数少ない単語能力で、自分の言いたいことを言うためには、順序良く、明確に、またシンプルに話さないと伝わらないことに気づいたんだ。 そのおかげで、僕の中国語も上達した気がする。
  • Ayako:笑! コミュニケーションスキルが成長したということね。
  • Johnny:そうだね。 次に、コンセプト。 マーケティングについては、顧客のことを常に考えなきゃいけないとか、ブランドと顧客ととの関係性が重要だとか。 そういうコンセプトが自分のビジネスに対しての認識の一部になりつつあると感じてる。 最後に、経験。 クラスメートの国籍も本当に多様で、すごくいい経験。 それが僕をオープンにしてくれる。 でも正直、もっとオープンにならなきゃいけないと思ってるけど・・・
  • Ayako:そう? 十分オープンだと思うよ。 ほかのみんなもそう思ってるよ。
  • Johnny:そうかな。 なかなか自信が持てないよね。 これも、まだ英語力が十分じゃないからかも。
  • Ayako:同感。 どれだけ英語が上達しても、ゴールはないよね。 というか、ゴールって自分で決めるしかないから、こんなもんかなと思った瞬間、英語って伸びないと思う。 満足できないその悔しさが、私たちを一番成長させてくれてるのかもね。 では最後に、今までクラスでいろんな広告を勉強してきたけど、一番のお気に入りはどれ?
  • Johnny:やっぱり、Cadburyのチョコレートのコマーシャルかな。 ゴリラのやつ。
  • Ayako:あ、あれね。 私もそれ、大好きな広告の一つかな。 今日はありがとう。 ではお互い、リーズでの残りの貴重な時間を、勉強にソーシャルライフに頑張ろうね。
  • Johnny:Thank you.

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