MA Advertising and Design: AYAKOさん 3

  • デザイン業界でのグラフィックデザインの経験を経て、リーズ大学で広告デザインの修士コースを受講中のAYAKOさんの現地レポートをおとどけします。

第3回 選択科目、「Motion Image class」をご紹介します。

1月後半からセメスター2(2学期目)が始まりました。長い冬休みの後なので、休みボケが戻るまで少し時間がかかりましたが、私たちのスローペースはよそに、授業は徐々に忙しくなってきました。

さて今回は、オプションコースの「Motion image class」を紹介します。

このクラスは、TVコマーシャル、WEB広告の基本を学ぶクラスです。成績とは関係ないのですが、広告業界へ進む学生たちのために、どのようにストーリーを構築し、撮影、編集し、完成させるかというプロセスを学ぶことができます。4~5人ひと組になって、グループでこの課題に取り組みました。

  • Alison(イギリス人:女子)
  • Vee(タイ人:男子)
  • Nirmal(インド人:男子)
  • そして私
MA 広告デザイン現地レポート その3 | リーズ大学

そして、今回の課題は、商品:エネルギードリンク。

{ステップ1}

はじめに、ターゲットは誰か、そして、メディア媒体は何を利用するかを決め、ストーリーを考えます。

私たちは、ターゲット:学生(18-24歳)、メディア媒体:WEB広告と決定。

そして次に、上記のターゲット・媒体を考慮しながら、ストーリーラインを考えます。ただ、これは宿題となったので、私たちは授業の合間を見計らって打ち合わせしなければなりません。だからといって、文句も言っていられないので、おのおのアイデアを持ち寄ることに。

Alisonはとっても芸術センスに優れているので、彼女のアイデアはとても幻想的。Veeはタイでカメラマンをしていたので、アイデアはかなり実践的でハイレベル。そしてNirmalは、とても豊かな発想力の持ち主。性格も明るく楽天的で、そんな彼の態度が、豊かな発想力を生み出すようで、いろいろ討論の結果、私たちはNirmalのアイデアを採用することに。

そして私たちはストーリーに基づき、Alisonの絵画センスを生かし完璧なストーリボードを作成し、チューターと面談。チューターのAlanから訂正したほうがいい個所や、具体的にどのように撮影したらいいかをアドバイスもらい、撮影に挑みます。

MA 広告デザイン現地レポート その3 | リーズ大学

{ステップ2}

ストーリーの内容は、著作権(?)問題が勃発しないよう、ここでは秘密とさせていただきますが、撮影場所は、大学近くのハイドパーク。

Vee(タイ人:男子)は、先にもお伝えした通り、以前カメラマンとして仕事経験があるので、もちろん今回もカメラマンとして活躍。Nirmal(インド人:男子)は芸達者のため、役者として出演。Alison(イギリス人:女子)は、やはり英語の表現力が一番なので、なんだかディレクターの役回り。

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18年ぶりの大雪に見舞われたイギリスのニュースは日本にも伝わっていると思いますが、その寒さの中、撮影予定30分のところ、実際は3時間もシューティング。

寒さに弱い私は、何度も撮影場所の変更を提案したのですが、メンバーのストーリーラインへの想いは思いのほか強く、誰も私の提案には耳を貸してくれませんでした。(涙)

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写真では、気持ちのいい青空の広がる穏やかな天候のようにみえますが、とんでもないっ。風が冷たく徐々に私たちの体温を奪っていくのです…。

そう私たちは、この成績に全く関係ないこのプロジェクトに、かなり真剣に取り組んだわけで、その甲斐あってかなりいい作品が完成しました。(Well done!)

{ステップ3}

翌日、学校のコンピュータールームにて編集に取り掛かります。

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ソフトウェアの使い方は、前期に3時間ほど講習を受けましたが、それで使いこなせるほど簡単じゃないのは明らかで、ただクラスの何人かは大学時代や仕事で利用したことがあるらしく、彼らに何度も質問しながら作業を進めます。

私たちのメンバーの中でも、Veeは過去にこのソフトを勉強したことがあるらしく、結局彼の技術に頼ることに。

{ステップ4}

翌週、私のフラットにて曲の挿入と最終調整。ゴールが見えてきました。

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曲の選択は、Alisonにお任せです。今時の23歳ですから、音楽のセンスももちろんのこと。

メンバーが集合した時は、「音入れしたら、完了ねっ!」な~んて気楽に考えていたのですが、作業が進むにつれ私たちの要求も増し、結局6時間も我がキッチンで編集作業となりました。(みんな凝り性だということが判明。)

「最後に、」

で、皆さんお気づきかと思いますが、いったい私の役割は何だったかというと、、、。

「はい、何もしていません。」ただ、「That’s good! You are so talented. 」と声をかけ、場を盛り上げていたというか、、、。(チームワークが何より重要ですから!)

というわけで、メンバーにカレーライスを御馳走することに。

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(ただ、インド人とタイ人にカレーをふるまうのは、正直勇気がいりました。なんてったって、彼らの食文化の中心にカレーは存在してますから、、、ただ、日本のカレーライスも世界に通じると信じて!)

メンバーの感想は、、、?

もちろん、大満足です!


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