MSc International Health: 有田りんさん

  • 有田 りんさん
  • 有田 りんさん
  • 留学分類:大学院留学
  • 専攻名:MSc International Health
  • 留学期間:2014年9月〜2015年9月
  • beoの留学サポートを利用して留学。
  • リーズ大学MSc International Healthコースで勉強を開始された有田さん。医療関係の仕事をしていく中で、日本の医療現場における、グローバル化に直面したのがきっかけで、大学院留学を決意。今回は、留学を決意した理由から、リーズ大学での生活にいたるまで、お話しいただけました。

※以下は、2015年2月にお書きいただいたレポートです。

留学をしようと思ったきっかけや、理由があれば教えてください。

医療現場におけるグローバル化に対応していく必要性を感じていました。

働いていた病院で、言葉や文化の違いから様々なトラブルを抱えている外国人患者さんに出会ったこと。そして医療スタッフも増加する外国人患者さんの対応に苦慮している現状を知り、医療現場におけるグルーバル化についてもっと学ぶ必要性を感じたため。留学を選んだ大きな理由は、自分自身が「外国人」になり、母国語が通じない不自由さや生活習慣の違いに伴う戸惑いなどを経験することで、日本に住む外国人に対する理解がより深まるのではないかと考えたため。

留学先を決めるにあたって、どのようにして情報を集めましたか?

主にbeoのイベントやセミナーを利用しました。あとはとにかくインターネットであれこれ気になることを検索しました。

留学先の絞り込みのポイントは何でしたか?なぜイギリスを選んだのかも教えてください

もともとイギリスが好きという理由に加え、修士課程が1年であることが大きなポイントでした。

最終的に留学を決めた学校/プログラムを選んだ理由は何でしたか?

リーズ大学は国際保健・医療の分野で評価が高いこと。さらに学びたいプログラムがあったこと。

留学をするにあたっての一番乗り越えなくてはならない壁は何でしたか?

周りの人々の支えがあって実現できた留学。

仕事をしながら留学準備(大学の選考から提出書類の作成、IELTSの勉強、VISAの申請)を進めることが最も大変でした。家族、職場の上司や同僚、大学の教授、友人などまわりの全ての方々の応援と力添えのおかげで無事に留学できたのだと思います。

留学準備の中で、役立った情報・イベント・サポートがあったら教えてください

  • ・ビザ申請のサポート
  • ・リーズ大学に留学予定の人を対象にしたイベント

現地の担当者と現役の学生の話が直接聴けたことはよかったです。またそのときに出会った他の留学生たちとは渡英してからも交流があり、心強い存在となっています。

留学先の学校のおすすめしたいところを下記の点から教えてください

クラスメイト、講師陣から学べる、文化の違いや医療現場の実情はすごく興味深かったです。

国際保健学 MSc International Health/有田りんさん | リーズ大学

クラスメイト

多国籍!中国、台湾、インドネシア、インド、ナイジェリア、イギリス、アメリア、ドイツなど。

他の学科は中国人留学生が大多数だったり、逆にほぼイギリス人という構成であることが多いと聞きますが、私の学科はとても多国籍でいろいろな国に友だちができます。彼らの生活習慣、宗教観から、家庭料理の作り方までたくさんのことを教わっています。

教授陣

様々な国で働いてきた経験を持つ方が多く、講義中の具体例が興味深い。また課題や留学生活で困ったら親身になって相談に乗ってくれるなど、人柄の良い人ばかりです。

授業内容

【Semester 1】
国際保健・医療の問題点や解決策について基礎を学ぶ。イギリス人の医学部生と一緒の授業もありました

【Semester 2】
いくつかのオプショナルモジュールから自分の興味や卒業後のキャリアに合ったモジュールを選択。国連(ジュネーヴ)に行くスタディツアーも人気があります。

6月には、自分で立てた研究計画に基づき1ヶ月ほど海外に行ってリサーチをします。それを修士論文として8月に提出し、晴れて修了です。

大学施設(アコモデーション、相談室、図書館、スポーツ施設など)

充実した設備が整っています!

大学の施設はかなり充実していると思います。中でも24時間開いているパソコン室は勉強が捗るのでお気に入りです。課題の締め切り前は朝まで居座ることもしばしば。スポーツジムは大学の一押しなだけあり、質はとても高いです。キャンパス内には芝生が多く、天気の良い日にはひなたぼっこや読書をしている学生をよく見かけます。

街の様子

古い建物や緑が多くとても美しい街ですが、週末の夜には街の雰囲気が一変し、にぎやかになります。ナイトライフは楽しみたいけど、普段は勉強に集中したい、という方には最適な街だと思います。また、大学と街の中心が徒歩圏内のため何かと便利です。リーズは現在再開発中にあり、新しいショッピングセンターやホテルなどがどんどん建設されています。

その他

住居選びは慎重に!

住居は慎重に選ぶことをお勧めします。住居選びに失敗して後悔・我慢している声をよく聞きます。私は渡英してすぐは大学の寮に住んでいましたが、そこでは部屋は小さくキッチン・バスルームを5人で共有でした。ビジネスホテルのような環境が合わなかったため、フラットを探し引っ越ししました。 部屋は広く立地もよくなりさらに家賃もほぼ以前の半額になりました。ホテルライクな住居を好む方、家賃は高くても立地を優先する方、それぞれ譲れないポイントは違うと思いますが、想像以上に住居環境は生活全体に影響します。大学からの情報だけでなく、自分でしっかり情報収集をして納得できるところに住んでほしいと思います。

留学生活を通して得たスキルや体験などで、日本で学んでいては手に入らないと思えるものは何ですか?

経験できる全てのことが人生の貴重な糧になります。時間の使い方。こちらの学生は本当によく勉強します。そして(それ以上に)よく遊びます。メリハリのある時間の使い方は今後も参考にしたいです。

また先にも述べた通り、自分自身が外国人として生活することで、考えてもみなかったところで不自由を感じたり、逆に外国人であることで得をしたり、あるいは国籍や言葉の違いがなんの影響も与えなかったりと出来事全てが貴重な糧になっています。

留学先での目標、今後の目標について教えてください

修士論文を無事に仕上げ、ディスティンクション(最も優秀な成績評価)を取ること。

留学を終えた後の目標や、将来のビジョンがあれば是非お聞かせ下さい

たくさんありますが、日本に住む外国人患者さんと医療スタッフ双方がよりよく関わっていけるシステムづくりのお手伝いができればと思っています。

留学したいとお考えの方や、留学を迷っている方へのメッセージをお願いします

自分のためだけでない、誰かのため、社会のための留学。

経済的な問題や家族の介護、年齢など、留学を妨げる(躊躇する)問題を抱えている方は多いと思いますが、もし状況が許すのであれば、思い切って留学することをお勧めします。恵まれた環境でないほうが、逆に「やってやろう」「犠牲を払ってきたんだ」という思いが強く、勉学へのモチベーションにつながるのではと思います。

また、あくまで個人的な考えですが、キャリアアップや将来の年収アップなど、留学の目的が自分自身のためという人よりも、ちっぽけでも誰かのため、社会のためにとの思いがある人の方が困難に強くより実りのある留学生活を送っているように思います。

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