イベント報告
「開発学留学について」
国際ワークショップ(東京)2007年1月13日(土)〜1月14日(日)
東京で開催された国際ワークショップにゲストスピーカーとして来日していた、リーズ大学 Centre for Development Studies の学科長、ピアソン教授がリーズ大学の Development Studies について話をしました。
ルース・ピアソン教授(Prof. Ruth Pearson) サセックス大学、イースト・アングリア大学などでDevelopment Studies(開発学)の教授経験をもつ。現在は、リーズ大学のCentre for Development Studies(開発学センター)の学科長を務める。研究対象は、女性と開発・雇用問題・産業化問題・人権問題など多岐に渡り、研究地域も、自身の専門分野である南アメリカのみにとどまらず、現在も活発に東南アジアの研究プロジェクトに関わっている。今回の来日では、 お茶の水女子大学「ジェンダー研究のフロンティア」国際ワークショップのゲストスピーカーをつとめた。 |
【1】 リーズ大学の Development Studies (開発学) の特徴を教えてください。
リーズ大学の Development Studies は既に 20 年以上もの歴史があり、当初から常に様々なバックグラウンドを持った学生の人気を集めてきました。 Development Studies のコースは他の学科と連携しており、学生はコアとなる必修科目以外には Theatre Studies 、 Middle Eastern Studies や Theology and Religious Studies 等、他学部の授業も履修することが可能です。これは、学科が独立している大学に比べて、 Development に対してより確かな知識が得られる上に、興味のある分野をのばすことができる大変良いシステムだと思います。 将来的には Development Studies と最先端の科学など理系モジュールを履修できるコースの導入も視野に入れています。
【2】 大学院修士課程には留学生はいますか?
イギリス人と留学生の割合は、50%ずつ位です。ヨーロッパ、アメリカ、ベトナム、タイ、オーストラリアなど様々な国からの留学生が学んでいます。
【3】 どのような人が Development Studies を学んでいますか?
学生は皆、様々な理由でリーズ大学の大学院コースを選んでいます。 ある学生は関連のキャリアを積むための必要な資格を取るため、またある学生は既にその分野でキャリアを積んでいたり、ボランティアとして働いた経験があり、学問を通してより深い知識を得るため、またはただ純粋に自らの興味から当コースを選ぶ学生もいます。 修士課程終了後もさらに研究を深めるために、博士課程に進む学生も毎年います。 私の知っている中には、日本人の学生で、リーズ大学で Development Studies を学び、日本で研究を続け、その分野で活躍している卒業生もいます。
【4】 コースの評価( Assessment )はどのように行われますか?
論文(エッセイ)がほとんどです。現在、ペーパー試験は修士課程にはありません。
【5】 日本人の学生にきちんと準備してきてほしいと思うことは?
学生にはエッセイの書き方をきちんと勉強してきて欲しいです。 特に参考文献の引用の仕方など、日本人の学生の中には苦手な方がいますが、コースをスタートする前に事前に勉強しておくのが良いでしょう。 良いエッセイを書くには、初めにきちんとプラニングをすることです。 理論を系統立てて説明し、きちんと問いに答えられるようにしましょう。 私達は、提出されたエッセイには成績をつけるだけでなく、コメントもつけて学生に返しています。 学生はコメントを参考にすることで、エッセイスキルを向上させることができます。
エッセイの他にも、プレゼンテーションも事前にこなしておくと良いでしょう。 大学院修士課程ではグループプレゼンテーションなどを行う機会も多く、それも総合評価につながります。1年間の修士課程では、コーススタート時からたくさんのエッセイやプレゼンテーションをこなしていく必要があります。 少人数のセミナー(チュートリアル)では、学生一人一人が発言し、議論します。 留学生と言えど、言葉の壁に躓いている時間的余裕はありません。
【6】 日本人の学生にメッセージ
リーズ大学の Development Studies には様々なバックグラウンドを持った学生がいます。自分とは違った、新しい考え方をする学生と共に学ぶことで、お互いに刺激となるでしょう。 ひとつの考え方に縛られず、広い視野と柔軟性を身につけてください。 リーズで皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。
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下記は教授推薦の参考マテリアルの一部です。 <書籍> |

サセックス大学、イースト・アングリア大学などでDevelopment Studies(開発学)の教授経験をもつ。現在は、リーズ大学のCentre for Development Studies(開発学センター)の学科長を務める。研究対象は、女性と開発・雇用問題・産業化問題・人権問題など多岐に渡り、研究地域も、自身の専門分野である南アメリカのみにとどまらず、現在も活発に東南アジアの研究プロジェクトに関わっている。今回の来日では、 お茶の水女子大学「ジェンダー研究のフロンティア」国際ワークショップのゲストスピーカーをつとめた。 

